- Research Article
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- 10.11639/sjst.kj00005018444
Actual Conditions of Science Instruction by Newly Employed Elementary School Teachers in Regard to Such Matters as the Utility of Science, Attitude toward Inquiry, and Confidence in Science Lessons
- Mar 19, 2008
- Journal of Research in Science Education
- Kaoru Irie + 2 more +2
小学校新規採用教員を対象に「1. 理科の有用感」,「2. 探究的態度」,「3. 学究的態度」「4. 理科指導の楽しさ」,「5. 観察・実験技能に対する自信」,「6. 理科指導に対する自信」に関する実態を明らかにすることを目的としてアンケート調査を行った。その結果,以下の事柄が明らかとなった。(1) 理科の学習の有用感については,新規採用教員の90 %以上が日常生活や環境保全等の実利的な側面に関する項目で肯定的に回答した。(2) 探究的態度については,新規採用教員の約7割が自分で観察・実験をして確かめたり自然の事象を要因と関連づけて考えたりする方だと肯定的に捉えていた。一方,仮説(予想)にもとづいて観察・実験の計画を立てるといった探究における最も重要なプロセスについて自分の姿勢を肯定的に回答したのは約5割であった。(3) 学究的態度については,科学に関する本を読んだり博物館・科学館によく出かけたりする新規採用教員は2~3%と少なく, 自ら科学的な知識を積極的に得ようとする姿勢の乏しいことが示唆された。(4) 理科指導の楽しさについては新規採用教員の約95 %が観察・実験を通して子どもたちに新しい発見をさせることは楽しいと肯定的に回答した。(5) 観察・実験技能については,新規採用教貝の8~9割がアルコールランプ等の一般的な実験器具の操作を習得していると感じていた。しかし,物づくりの代表として取り上げた電磁石について作製できると回答したのは,約5割であった。(6) 理科指導に対する自信については約4~6割の新規採用教員が本調査で取り上げたほとんどの学習内容の指導に関して自信をもっていなかった。
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