- Research Article
- 10.4992/pacjpa.84.0_pd-028
A Randomized Controlled Trial of Cognitive Behavioral Therapy vs Mindfulness-Based Intervention to Reduce Depressive Symptoms in University Students I
- Sep 08, 2020
- The Proceedings of the Annual Convention of the Japanese Psychological Association
- Hikari Takashina + 8 more +8
本研究では,これまでに大学生の抑うつ症状に対して改善効果が確認されている従来型の認知行動療法と,新世代の認知行動療法として注目されるマインドフルネス介入の効果を無作為化比較試験によって検討することが目的であった。参加者は①従来型の認知行動療法を実施する条件(CBT条件),②マインドフルネス介入を実施する条件(MBI条件)のいずれかにランダムに割りつけられた。ランダム化は個人単位で行われ,CES-Dのカットオフ値未満の参加者とカットオフ値以上の参加者の層別の置換ブロック法(ブロックサイズ2)を用いた。CBT条件24名とMBI条件28名の対象者には,各条件に対応した集団形式(3~8名)の介入を実施した。介入はいずれも90分×5セッションから構成された。条件(CBT条件・MBI条件)×時期(介入前・介入後)の混合モデルによる反復測定分散分析を実施した結果,CES-Dの時期×条件の交互作用はみられず(F(1, 50)=1.453, p=.234),時期の主効果もみられなかった(F(1, 50)=.188 p=.667)。介入の効果は,介入前の抑うつ症状の程度によって異なる可能性が考えられるため,今後は高リスク者を対象としたCBTおよびMBIの効果の検討が必要である。
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