- https://doi.org/10.4116/jaqua.44.107
福井県中池見凹地下部砂れき層の花粉分析による対比
- Jan 1, 2005
- The Quaternary Research (Daiyonki-Kenkyu)
- Nobuo Ooi +4 more
Abstract
福井県中池見凹地の下部砂礫層の対比を行うため,断片的に挾在する細粒堆積物の花粉分析を行った.空間的に分布する花粉群を対比するためにクラスター分析を行い,化石花粉群を6つのタイプC,S,P,T,D,Aに分けた.その結果をもとに,4つの地域花粉帯NKM-I~IV帯を設定し,地層の対比と時代の推定を行った.スギ属花粉が卓越するNKM-I帯と,落葉広葉樹花粉が優占するNKM-II帯が酸素同位体ステージ(MIS)7に,マツ科針葉樹花粉の優占するNKM-III帯がMIS 6に,そして再びスギ属花粉が多くなるNKM-IV帯がMIS 5に相当すると考えられる.